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2018 JFAエリートプログラムU-14 活動まとめ UAE/オランダ/中国/韓国遠征


2018年エリートプラグラムU-14の活動をまとめます。
4月のオランダ遠征から始まり、UAEや中国、韓国遠征もし多くの試合をハードにこなした一年となっています。

2018 JFAエリートプログラムU-14 活動まとめ 



毎回召集メンバーが変わるなど、多くの選手が試された1年となっています。

フューチャーキャンプ東⻄メンバー(12/1 - 4 ⾼知)

スタッフ
監督:遠藤 善主 エンドウ ヨシムネ(日本サッカー協会 ナショナルトレセンコーチ)
コーチ:和泉 茂徳 イズミ シゲナリ(日本サッカー協会 ナショナルトレセンコーチ)
アシスタントコーチ:髙橋 宏治 タカハシ コウジ(大阪市立市岡東中学校)
GKコーチ:前田 信弘 マエダ ノブヒロ(日本サッカー協会 ナショナルトレセンコーチ)

GK森脇 真⼀モリワキ シンイチ2004.09.14180cm73kgセレッソ⼤阪和歌⼭U-15
GK⽊村 和輝キムラ カズキ2004.09.15185cm77kg⿅島アントラーズジュニアユース
FP⼤前 慶悟オオマエ ケイゴ2004.09.02167cm58kg横浜ポラリスFC
FP⽵内 諒太郎タケウチ リョウタロウ2004.09.05182cm68kgFCフェルボール愛知
FP⽔倉 慧ミズクラ ケイ2004.09.18155cm44kg浦和レッズジュニアユース
FP幕内 実マクウチ ミノリ2004.09.22164cm54kg京都サンガF.C.U-15
FP齋藤 晴サイトウ ハル2004.09.30174cm52kgJFAアカデミー福島U15
FP⽉折 隼⽃ツキオリ ハヤト2004.10.13169cm60kgMIRUMAE.FC.U-15
FP武 星弥タケ セイヤ2004.10.15163cm51kg⿅児島ユナイテッドFC U-15
FP岡⼭ 琉⽃オカヤマ リュウト2004.10.22165cm52kg⻑岡ジュニアユースフットボールクラブ
FP髙橋 隆⼤タカハシ リュウタ2004.10.30154cm59kgガンバ⼤阪ジュニアユース
FP笠⽊ 優寿カサギ ユズ2004.11.06163cm48kgサンフレッチェびんごジュニアユース
FP早坂 優志ハヤサカ ユウシ2004.11.06156cm45kg北海道コンサドーレ札幌U-15
FP⾼⽥ 蒼太タカダソウタ2004.11.08158cm58kg⼤宮アルディージャジュニアユース
FP⾼崎 福⼈タカサキ フクト2004.11.08162cm58kgアルビレックス新潟U-15
FP⼟肥 幹太ドイ カンタ2004.11.10178cm58kgFC東京U-15むさし
FP加藤 ⼤聖カトウ タイセイ2004.11.13173cm53kgヴェルディサッカースクール⼩⼭
FP⼩幡 季⽣オバタトシキ2004.12.10151cm43kgガンバ⼤阪ジュニアユース
FP⾏徳 瑛ギョウトク エイ2004.12.17181cm61kg静岡学園中
FP早坂 優空ハヤサカ ユウク2004.12.28168cm55kgベガルタ仙台ジュニアユース
FP原⽥ 輝ハラダ ヒカル2005.02.10154cm40kgジュビロ磐⽥U-15
FP⽊本 蒼翔キモト アオト2005.03.14172cm55kg⼤分トリニータU-15


韓国遠征メンバー(11/5~10)
【JOC日韓競技力向上スポーツ交流事業】

【スタッフ】
監 督 濱崎 芳己 【日本サッカー協会ナショナルトレセンコーチ】
コーチ 西川 誠太 【日本サッカー協会ナショナルトレセンコーチ】
GKコーチ 植田 元輝 【日本サッカー協会ナショナルトレセンコーチ】

Pos.選手名フリガナ生年月日身長体重所 属
GK後藤 太希ゴトウ タイキ2004.05.19189cm76kg前橋フットボールクラブ
志田 旭シダ アサヒ2004.08.06181cm74kgモンテディオ山形ジュニアユース村山
FP楢原 慶輝ナラハラ ヨシキ2004.04.07165cm47kgサガン鳥栖U-15
伊藤 大和イトウ ヤマト2004.04.10178cm63kg京都サンガF.C.U-15
斉藤 柚樹サイトウ ユズキ2004.04.14173cm68kg清水エスパルスジュニアユース
畑野 遼太ハタノ リョウタ2004.04.27172cm57kgFCバイエルンツネイシ
安藤 稜人アンドウ リョウト2004.04.30166cm51kgカターレ富山U-15
成澤 夢行ナリサワ ユアン2004.05.03172cm67kg清水エスパルスジュニアユース
十河 拓平ソゴウ タッペイ2004.05.11173cm60kg刈谷JY
南野 遥海ミナミノ ハルミ2004.05.13171cm61kgガンバ大阪ジュニアユース
神山 友陽カミヤマ トモハル2004.05.13175cm58kgFC東京U-15むさし
西野 奨太ニシノ ショウタ2004.05.28173cm60kg北海道コンサドーレ札幌U-15
小林 亮太コバヤシ リョウタ2004.06.07163cm51kgベガルタ仙台ジュニアユース
土井 嘉人ドイ ヨシト2004.06.22167cm53kgF.C.コーマラント
植田 悠太ウエダ ユタ2004.07.06168cm53kg京都サンガF.C.U-15
斉藤 勇真サイトウ ユウマ2004.08.27165cm52kg横浜F・マリノスジュニアユース
相徳 青伊アイトク セイ2004.09.16171cm60kg横浜F・マリノスジュニアユース追浜
大迫 塁オオサコ ルイ2004.10.13173cm58kg神村学園中
山内 恭輔ヤマウチ キョウスケ2004.11.25167cm63kg前橋フットボールクラブ
鈴木 吏玖スズキ リク2005.03.23178cm64kgJFAアカデミー福島U15

中国遠征(9/2~9/12@中国 武漢市)メンバー  


スタッフ
監督:有馬 賢二(日本サッカー協会 ナショナルトレセンコーチ)
コーチ:大橋 浩司(日本サッカー協会 ナショナルトレセンコーチ)
GKコーチ:前田 信弘(日本サッカー協会 ナショナルトレセンコーチ)

Pos.選手名フリガナ生年月日身長体重所 属
GK春名 竜聖ハルナ リュウセイ2004.05.01178cm71kgセレッソ大阪西U-15
GK佐賀 鉄生サガ テッショウ2004.06.25186cm73kgJFAアカデミー福島U-15
FP根本 鼓太郎ネモト コタロウ2004.01.11170cm50kg東京ヴェルディジュニアユース
FP松栄 風希マツエ フウキ2004.01.22164cm53kgFCディアモ
FP山崎 太新ヤマザキ タイシン2004.02.27173cm64kg横浜FCジュニアユース
FP伊藤 大和イトウ ヤマト2004.04.10178cm63kg京都サンガU-15
FP牧田 拓樹マキタ ヒロキ2004.04.22167cm48kgJFAアカデミー福島U-15
FP十河 拓平ソゴウ タッペイ2004.05.11174cm59kg刈谷JY
FP佐藤 怜司サトウ レイシ゛2004.05.14178cm66kgベガルタ仙台ジュニアユース
FP西野 奨太ニシノ ショウタ2004.05.28173cm56kg北海道コンサドーレ札幌Uー15
FP高野 秀哉タカノ シュウヤ2004.06.26166cm54kgアルビレックス新潟U-15
FP内藤 大和ナイトウ ヤマト2004.07.14175cm66kgヴァンフォーレ甲府U-15
FP北野 颯太キタノ ソウタ2004.08.13161cm48kgセレッソ大阪U-15
FP斉藤 勇真サイトウ ユウマ2004.08.27165cm50kg横浜F・マリノスジュニアユース
FP竹内 諒太郎タケウチ リョウタロウ2004.09.05181cm68kgFC.フェルボール愛知
FP永石 大和ナガイシ ヤマト2004.10.13169cm58kgファジアーノ岡山U-15
FP大迫 塁オオサコ ルイ2004.10.13173cm57kg神村学園中
FP山内 恭輔ヤマウチ キョウスケ2004.11.25167cm62kg前橋フットボールクラブ


フューチャーキャンプ東(6/28~7/1) 神奈川メンバー



スタッフ
監督:遠藤 善主 エンドウ ヨシムネ(日本サッカー協会ナショナルトレセンコーチ)
コーチ:手倉森 浩 テグラモリ ヒロシ(日本サッカー協会ナショナルトレセンコーチ)
コーチ:岩下 潤 イワシタ ジュン(清水エスパルスジュニアユース)
GKコーチ:末廣 亮介 スエヒロ リョウスケ(日本サッカー協会ナショナルトレセンコーチ)

Pos.選手名フリガナ生年月日身長体重所 属
GKベンマムン アミンベンマムン アミン2004.10.21174cm56kg北海道コンサドーレ札幌U-15
GK柿崎 健太カキザキ ケンタ2004.11.04168cm49kgブラウブリッツ秋田U-15
FP中野 翼ナカノ ツバサ2004.09.01173cm57kg北海道コンサドーレ札幌U-15
FP高井 幸大タカイ コウタ2004.09.04184cm67kg川崎フロンターレU-15
FP成田 朱偉ナリタ シュイ2004.09.06154cm45kg青森山田中
FP水倉 慧ミズクラ ケイ2004.09.18152cm42kg浦和レッドダイヤモンズジュニアユース
FP佐藤 陽輝サトウ ハルキ2004.09.20165cm52kg東京ヴェルディジュニアユース
FP齋藤 晴サイトウ ハル2004.09.30172cm50kgJFAアカデミー福島U15
FP齋藤 滉介サイトウ コウスケ2004.10.06163cm53kgベガルタ仙台ジュニアユース
FP月折 隼斗ツキオリ ハヤト2004.10.13166cm58kgMIRUMAE・FC・U-15
FP岡山 琉斗オカヤマ リュウト2004.10.22164cm52kg長岡ジュニアユースフットボールクラブ
FP五十嵐 大都イガラシ ダイト2004.10.26158cm49kgSSSジュニアユース
FP西村 純一ニシムラ ジュンイチ2004.10.31173cm60kg北海道コンサドーレ札幌U-15
FP早坂 優志ハヤサカ ユウシ2004.11.06151cm43kg北海道コンサドーレ札幌U-15
FP髙崎 福人タカサキ フクト2004.11.08161cm55kgアルビレックス新潟U-15
FP土肥 幹太ドイ カンタ2004.11.10175cm54kgFC東京U-15むさし
FP加藤 大聖カトウ タイセイ2004.11.13170cm56kgヴェルディサッカースクール小山
FP羽立 大倭ハダチ ヤマト2004.11.14143cm37kgJFAアカデミー福島U15
FP早坂 優空ハヤサカ ユウク2004.12.28166cm53kgベガルタ仙台ジュニアユース
FP鈴木 吏玖スズキ リク2005.03.23178cm63kgJFAアカデミー福島U15
FP草薙 心温クサナギ シオン2005.03.25155cm42kgジェフユナイテッド市原・千葉U-15
FP五十嵐 丈一郎イガラシ ジョウイチロウ2005.03.27164cm49kgSQUARE富山FC U-15

フューチャーキャンプ東が横浜でスタート 


JFAエリートプログラムU-14フューチャーキャンプ東が6月28日(木)、神奈川県横浜市で始まりました。晴天で非常に暑い中でしたが、選手達は積極的に初日のトレーニングに励みました。
夜のミーティングでは遠藤善主 監督から様々な刺激が与えられ、選手達も真剣に話を聞いていました。
29日(金)は午前中にトレーニング、午後は横浜F・マリノスジュニアユースとのトレーニングマッチが予定されています。


監督・選手コメント


遠藤善主 監督(日本サッカー協会ナショナルトレセンコーチ)
JFAエリートプログラムU-14フューチャーキャンプ東がスタートしました。9月以降生まれの選手の中から晩熟型や特徴を持った選手に特化し選考を行っています。選手たちには自分たちの持っている力を100%出すことや、更にその力を高めていくことを要求しています。その為には、基本の質の追求を徹底して行うことや、プレーすることが大切だと考えています。4日間という短い期間ではありますが、このキャンプで感じたことや、体感したことを自分自身の経験に変えていって欲しいと願っています。明日はJクラブアカデミーとのトレーニングマッチを控えていますが、失敗を恐れずにチャレンジする姿勢を期待しています。

髙崎福人 選手(アルビレックス新潟U-15)
初めて会った仲間とも積極的にコミュニケーションを取れたと思います。今回のキャンプに選ばれたのは本当にチャンスであり、自分の持ってるものをすべて出そうという気持ちで臨みました。自分の特徴はボールキープと味方を活かすパスを出すことですが、今日のトレーニングでは発揮できないことも多かったので、明日以降、自分のプレーを最大限発揮できるように頑張りたいと思います。

齋藤晴 選手(JFAアカデミー福島Uー15)
今日は初日ということもあって緊張も少しありましたが、やっていくうちに慣れ、自分のプレーも少しは出せたと思います。背後に要求してボールをもらう動きであったり、相手を交わしてシュートを打つことが自分の特徴です。こういうチャンスをものにして、今後のエリートプログラムにも選ばれるようにアピールしたいと思います。その為に、自分の特徴であるドリブルとスピードを出し切ることと、そしてオフの際に止まっていることが多いので、そこを克服できるように頑張ります。

齋藤滉介 選手(ベガルタ仙台ジュニアユース)
最初は緊張してボールが足につかなかったですが、今日のトレーニングはチームのトレーニングと似ていることもあったので段々と良くなってきたと思います。今回呼ばれたことは非常に嬉しかったですが、自分の課題を少しでもここで克服したいと思いますし、自分の長所がどこまで通用するかも知りたいと思います。自分の課題は体力がなくなった時に判断が遅くなることなので、守備でも最後まで諦めない気持ちを持つことなどを意識していきたいと思います。


「フューチャーキャンプ東」全日程終了


トレーニングマッチ vs 横浜F・マリノスジュニアユース

2018年6月29日(金) キックオフ時間 14:00 試合時間 30分×3本
しんよこフットボールパーク(神奈川県横浜市)

エリートU14フューチャー東 1-1(1本目0-0、2本目1-0、3本目0-1)横浜F・マリノスジュニアユース

得点
56分 月折隼斗(エリートU14フューチャー東)
75分 失点(横浜F・マリノスジュニアユース)

スターティングメンバー
GK:ベンマムンアミン
DF:水倉慧、土肥幹太、鈴木吏玖、草薙心温
MF:羽立大倭、早坂優空、五十嵐丈一郎、佐藤陽輝
FW:中野翼、高崎福人

サブメンバー

GK:柿崎健太
DF:西村純一、加藤大聖、高井幸大、齋藤滉介
MF:五十嵐大都、早坂優志、成田朱偉、岡山琉斗
FW:月折隼斗、齋藤晴

交代
45分 ベンマムンアミン → 柿崎健太
45分 水倉慧 → 西村純一
45分 土肥幹太 → 加藤大聖
45分 鈴木吏玖 → 高井幸大
45分 草薙心温 → 齋藤滉介
45分 羽立大倭 → 五十嵐大都
45分 早坂優空 → 早坂優志
45分 五十嵐丈一郎 → 成田朱偉
45分 佐藤陽輝 → 岡山琉斗
45分 中野翼 → 月折隼斗
45分 高崎福人 → 齋藤晴


トレーニングマッチ vs FC東京U-15

2018年6月30日(土) キックオフ時間 10:00 試合時間 40分×2本
しんよこフットボールパーク(神奈川県横浜市)

エリートU14フューチャー東 8-0(前半1-0、後半7-0)FC東京U-15

得点
28分 齋藤晴(エリートU14フューチャー東)
43分 岡山琉斗(エリートU14フューチャー東)
46分 月折隼斗(エリートU14フューチャー東)
57分 佐藤陽輝(エリートU14フューチャー東)
63分 高崎福人(エリートU14フューチャー東)
69分 月折隼斗(エリートU14フューチャー東)
73分 齋藤滉介(エリートU14フューチャー東)
74分 早坂優志(エリートU14フューチャー東)

スターティングメンバー
GK:ベンマムンアミン
DF:水倉慧、加藤大聖、鈴木吏玖、成田朱偉
MF:羽立大倭、早坂優空、草薙心温、五十嵐丈一郎
FW:中野翼、齋藤晴

サブメンバー
GK:柿崎健太
DF:西村純一、土肥幹太、高井幸大、五十嵐大都
MF:月折隼斗、佐藤陽輝、早坂優志、齋藤滉介
FW:高崎福人、岡山琉斗

交代
45分 ベンマムンアミン → 柿崎健太
45分 水倉慧 → 西村純一
45分 加藤大聖 → 土肥幹太
45分 鈴木吏玖 → 高井幸大
45分 成田朱偉 → 五十嵐大都
45分 羽立大倭 → 月折隼斗
45分 早坂優空 → 佐藤陽輝
45分 草薙心温 → 早坂優志
45分 五十嵐丈一郎 → 齋藤滉介
45分 中野翼 → 高崎福人
45分 齋藤晴 → 岡山琉斗


レポート


2018JFAエリートプログラムU-14フューチャーキャンプ東は7月1日(日)、4日間の全日程が終了しました。2日目の6月29日(金)は午前にトレーニング、午後は横浜F・マリノスジュニアユースとのトレーニングマッチを実施。緊迫した試合は1対1の同点で終了しました。

3日目の30日(土)は午前中にFC東京U-15とのトレーニングマッチ、午後はトレーニングを行いました。活動3日目ということもあり、トレーニングマッチでは選手間の連携も良くなり、積極的なプレーが多く見られ、8対0で勝利。最終日は午前に紅白戦を実施し、キャンプの成果を確かめました。選手たちはピッチ内外で大きな刺激を受け、最後はスタッフ全員に見送られながら名残惜しそうにキャンプ地を後にする様子が見られました。


 監督・選手コメント


遠藤善主 監督
この4日間を通じて選手たちには世界基準を意識した中で、「基本の質の追求を徹底していくこと」や「常に判断を伴ったテクニックの発揮」をすることを働きかけ続けました。また、オフザピッチでは、選手たちの自立に向け、自身が主体的に判断しながら行動することを促していきました。その為に全力でプレーすること、自分の持っている力を100%出すことを要求していきました。選手たちはトレーニングやゲーム、レクチャーを繰り返していくことで少しづつではありますが成長していく姿が見られました。最終日に行った紅白戦終了後の選手たちの笑顔や、自然とお互いを尊重する姿はこのキャンプの充実度を表していました。この4日間の変化は小さいものだったかもしれませんが、変化や失敗を恐れずにチャレンジした姿勢などを大切にし、日常に戻った中でも常に意識ながら継続して欲しいと考えています。最後に、トレーニングマッチを行って頂いた横浜F・マリノスジュニアユース、FC東京U-15の皆様や関係者の皆様に感謝申し上げます。

加藤大聖 選手(ヴェルディサッカースクール小山)
初日は周りと全く馴染めず、プレー面でも上手いきませんでしたが、コミュニケーションをしっかり取ることで、時間が経つにつれて徐々に良くなってきたと思います。プレー面では守備は全体的に良かったと思いますが、攻撃面、特にビルドアップの部分では課題が残りました。失点に繋がりそうなプレーもあったため、改善したいと思います。チームに戻っても今回得たものを活かして頑張りたいと思います。

草薙心温 選手(ジェフユナイテッド市原・千葉U-15)
1日目よりも2日目、3日目の方が攻撃面では連動したプレーができましたし、守備面ではインターセプトなどの効果的なプレーもできてきたと思います。攻撃面はアイデアを持ってプレーできたため自信になりました。自分の目標は日本代表に選ばれることです。チームに戻っても基準を一つ一つ上げて、高い意識で練習に取り組んでいきたいと思います。

月折隼斗 選手(MIRUMAE・FC・U-15)
参加する前は正直かなり不安でしたが、徐々に自分のプレーが発揮できるようになり、3日目には試合でゴールという結果に繋げることができて良かったです。ミーティングでは監督やコーチの様々なアドバイスを聞けて非常に勉強になりましたし、オンザピッチでもオフザピッチでもそのアドバイスを活かしたいと思います。チームに戻ったらまずは自分の課題を克服し、試合で良いプレーができるように努力していきたいと思います。


U-14フューチャーキャンプ西(6/28~7/1) 山口メンバー


スタッフ
監督:和泉 茂徳(日本サッカー協会 ナショナルトレセンコーチ)
コーチ:竹元 義幸(日本サッカー協会 ナショナルトレセンコーチ)
コーチ:山中 亮介(レヴァリーズ広島)
GKコーチ:墨屋 孝(日本サッカー協会 ナショナルトレセンコーチ)

Pos.選手名フリガナ生年月日身長体重所 属
GK森脇 真一モリワキ シンイチ2004.09.14178cm71kgセレッソ大阪和歌山U-15
GK代田 昂大シロタ コウダイ2004.10.05172cm60kgサガン鳥栖U-15
FP大前 慶悟オオマエ ケイゴ2004.09.02167cm58kg横浜ポラリスFC
FP長野 太亮ナカ゛ノ タイスケ2004.09.04162cm54kgセレッソ大阪U-15
FP竹内 諒太郎タケウチ リョウタロウ2004.09.05179cm66kgフェルボール愛知
FP原田 幹太ハラダ カンタ2004.09.07155cm42kgレノファ山口U-15
FP井上 征哉イノウエ セイヤ2004.09.15167cm56kg愛媛FC U-15
FP幕内 実マクウチ ミノリ2004.09.22162cm53kg京都サンガF.C.U-15
FP武 星弥タケ セイヤ2004.10.15158cm45kg鹿児島ユナイテッドFC U-15
FP高橋 隆大タカハシ リュウタ2004.10.30154cm54kgガンバ大阪ジュニアユース
FP笠木 優寿カサキ ユズ2004.11.06162cm45kgサンフレッチェびんご
FP水田 亮輔ミズタ リョウスケ2004.11.12167cm57kgJフィールド岡山
FP得居 大真トクイ ハルマ2004.11.27159cm45kg愛媛FC U-15
FP小幡 季生オバタ トシキ2004.12.10149cm41kgガンバ大阪ジュニアユース
FP工藤 渓クドウ ケイ2004.12.10155cm42kgカティオーラFC
FP行徳 瑛ギョウトク エイ2004.12.17178cm60kg静岡学園中
FP行友 翔哉ユクトモ トキ2005.01.05162cm50kgレノファ山口U-15
FP永澤 海風ナガサワ ミカゼ2005.01.25163cm53kgヴィッセル神戸U-15
FP原田 輝ハラダ ヒカル2005.02.10152cm40kgジュビロ磐田U-15
FP大平 直哉オオヒラ ナオヤ2005.02.11174cm65kgヴィッセル神戸U-15
FP木本 蒼翔キモト アオト2005.03.14170cm55kg大分トリニータU-15
FP加藤 才蔵カトウ サイゾウ2005.03.30171cm59kg刈谷JY


2018JFAエリートプログラムU-14フューチャーキャンプ西が山口でスタート

FAエリートプログラムU-14フューチャーキャンプ西が6月28日(木)、山口県山陽小野田市で始まりました。
初日は生憎の梅雨空となりましたが、初対面の選手も多い中、互いの特徴を確認しあいながら、トレーニングに励みました。ミーティングでは、現在ワールドカップに出場している選手の中にもこのプログラム出身選手が複数いることが紹介されると、それを聞いた選手たちは、自分たちにもそのチャンスがあることを理解し、モチベーションを高めた様子でした。
29日(金)は午前中にトレーニングを行い、午後は高川学園中学校とのトレーニングマッチを行う予定です。

監督・選手コメント

和泉茂徳 監督(日本サッカー協会ナショナルトレセンコーチ)
今年度からの新しい試みとして、従来のエリートプラグラムに参加している選手とは別の、晩熟型の選手、特徴を持った選手の発掘とその選手たちに刺激を与えることを目的に、9月以降生まれの選手のみを招集したキャンプがスタートしました。西日本各地から集合し、メディカルチェック、オープニングガイダンスの後には早速ピッチに移動してのトレーニングとなりました。梅雨空の蒸し暑い中でのトレーニングとなりましたが、「自分の持っているものを全て出す!」を合言葉に、選手達は溌剌(はつらつ)とした動きでプレーしてくれました。半数以上の選手が5月に行われたナショナルトレセンに参加しておらず、こういった活動への参加が初めての選手も多くいましたが、何かしら特徴を持っている選手や、身体的な成長が周りに追いついて来たらかなり期待できるような選手が多く見受けられました。明日からは地元U-15チームとのゲームも組まれており、4日間のキャンプで今後の成長につながるような刺激を受ける、与えることを期待したいと思います。

行友翔哉 選手(レノファ山口U-15)
このキャンプに選ばれたことは嬉しかったし、チャンスだと思いました。今回は自身の守備やパススピード、判断に課題を感じているので、普段より周囲の選手のレベルが高い中で少しでも克服したいと思っています。今日のトレーニングではボールを求めるタイミングも悪く、上手くボールを引き出せませんでした。今日の反省を活かし明日以降は瞬間的に相手と離れたり、角度をつけるなど工夫することで改善したいです。ミーティングでこの活動から日本代表になった選手もいることが分かりました。自分にもそのチャンスがあることを意識して、今後のエリートプログラムに選ばれるようにアピールしたいです。

武星弥 選手(鹿児島ユナイテッドFC U-15)
日頃から意識して継続している粘り強さやハードワークが評価されて選ばれたと思うので嬉しかったです。今日実際にプレーしてみると、プレスやパススピードが早く、思っていたようなプレーは出来ませんでした。こういうトレセンからプロや日本代表になっている選手も多いと聞き、自分にもチャンスがあることを実感したので、今回のキャンプで色々な課題を持ち帰り、人よりも努力して練習を続けたいです。

フューチャーキャンプ西(山口)が終了


トレーニングマッチ vs 高川学園中学校

2018年6月29日(金) キックオフ時間 16:00 試合時間 20分×4本
小野田サッカー交流公園(山口県山陽小野田市)

エリートU14フューチャー西 1-1(1本目0-0、2本目0-1、3本目0-0、4本目1-0)高川学園中学校

得点
25分 失点(高川学園中学校)
65分 水田亮輔(エリートU14フューチャー西)

スターティングメンバー
GK:森脇真一
DF:永澤海風、井上征哉、行徳瑛、原田輝
MF:行友翔哉、長野太亮、武星弥、原田幹太
FW:高橋隆大、得居大真

サブメンバー
GK:代田昂大
DF:工藤渓、大前慶悟、竹内諒太郎、水田亮
MF:木本蒼翔、幕内実、笠木優寿、小幡季生
FW:大平直哉、加藤才蔵

交代
40分 森脇真一 → 代田昂大
40分 永澤海風 → 工藤渓
40分 井上征哉 → 大前慶悟
40分 行徳瑛 → 竹内諒太郎
40分 原田輝 → 水田亮
40分 行友翔哉 → 木本蒼翔
40分 長野太亮 → 幕内実
40分 武星弥 → 笠木優寿
40分 原田幹太 → 小幡季生
40分 高橋隆大 → 大平直哉
40分 得居大真 → 加藤才蔵


トレーニングマッチ vs クレフィオFC

2018年7月1日(日) キックオフ時間 9:00 試合時間 40分×2本
小野田サッカー交流公園(山口県山陽小野田市)

エリートU14フューチャー西 3-3(1本目0-2、2本目3-1)クレフィオFC

得点
14分 失点(クレフィオFC)
23分 失点(クレフィオFC)
44分 幕内実(エリートU14フューチャー西)
59分 竹内諒太郎(エリートU14フューチャー西)
67分 高橋隆大(エリートU14フューチャー西)
79分 失点(クレフィオFC)

スターティングメンバー
GK:代田昂大
DF:永澤海風、井上征哉、大前慶悟、水田亮
MF:行友翔哉、木本蒼翔、笠木優寿、原田幹太
FW:大平直哉、得居大真

サブメンバー
GK:森脇真一
DF:工藤渓、竹内諒太郎、行徳瑛、原田輝
MF:高橋隆大、幕内実、武星弥、長野太亮
FW:小幡季生、加藤才蔵

交代
40分 代田昂大 → 森脇真一
40分 永澤海風 → 工藤渓
40分 井上征哉 → 竹内諒太郎
40分 大前慶悟 → 行徳瑛
40分 水田亮 → 原田輝
40分 行友翔哉 → 高橋隆大
40分 木本蒼翔 → 幕内実
40分 笠木優寿 → 武星弥
40分 原田幹太 → 長野太亮
40分 大平直哉 → 小幡季生
40分 得居大真 → 加藤才蔵
レポート

JFAエリートプログラムU-14フューチャーキャンプ西が6月28日(木)~7月1日(日)に山口県山陽小野田市で行われました。

期間中は大雨に見舞われ、一部トレーニングが出来ない日程もございましたが、オフザピッチプログラムとして現在行われているW杯の日本代表や各国の分析をグループ別に行いました。また、2030年に行われるW杯へ向けたロードマップを作成するなど、トレーニング以外でも有意義な時間を過ごしました。

また、6月29日(金)には高川学園中学校と、7月1日(日)にはクレフィオFCと、それぞれトレーニングマッチを行いました。

高川学園中学校との試合は1-1、クレフィオFCとの試合は3-3と拮抗したゲームを実施することができました。

コーチ・選手コメント

竹元義幸 ナショナルトレセンコーチ
2018JFAエリートプログラムU14フューチャーキャンプ西は4日間の全日程を終了しました。今回のキャンプでは、オンザピッチ・オフザピッチともに「自分の持っている全てを出し切ろう」を合言葉に始まりました。オンザピッチではサッカーの本質を追求し、本気でサッカーに向き合う中で「全員攻撃」・「全員守備」を選手たちと共有しトレーニングとトレーニングマッチを行いました。今回はキャンプ中の悪天候も重なり、残念ながらトレーニングプログラムを変更することとなりました。オフザピッチプログラムでは、「ワールドカップ分析」のグループ ワークを行い、日本代表3試合と、大会全体の分析を行いました。各グループに分かれ意見を出し合い議論しながら進め、最後はグループごとに議論しあった内容を発表しました。

時頼晴れ間ものぞく中、キャンプ2日目の午後には高川学園中と、最終日にはクレフィオ山口と、トレーニングマッチを行いました。トレーニングマッチでは、少し連携面などうまくいかない選手もいましたが、ゲームが進むにつれ徐々に連携面も良くなり、個人とグループで、質の高さを見ることができました。また守備面でも全選手がボールを奪いに行くことにチャレンジし、相手からボールを奪う迫力なども随所に見られました。2試合通じて選手たちは攻守共に積極的に持てる力を発揮し、今後に期待が膨らむ内容であったと感じました。キャンプ中は悪天候も重なりプログラムの変更もある中、選手たちは環境にも順応した姿を見せてくれました。またピッチ外でも、サッカー用具の準備や片付け、宿泊先での過ごし方など選手間でコミュニケーションをとり、全選手で協力しながら4日間のキャンプを終えることができました。

山中亮介 選手(レヴァリーズ広島FC)
大きな可能性を秘めた選手たちと,充実した4日間を過ごすことができました。悪天候のためトレーニング時間は限定的なものとなってしまいましたが,「自分の持っているものを全て出す」ことをベースに,サッカーの原理原則をしっかりと確認してレベルアップを目指しました。地元U15の高川学園中・クレフィオ山口FCとの練習試合では,時間を追うごとに攻守に連動したプレーが見られ,特に守備の場面ではフィジカルに勝る相手からも積極的なアプローチで度々ボールを奪うことができました。また,今回のような活動の経験が少ない選手も多い中,オン・オフともに見つかった課題を克服しようと,懸命に努力する姿は強く印象に残りました。 コーチとして,選手たちが能動的に取り組めるよう,タイミング良くヒントを与えるよう心掛けましたが,逆に選手たちのひたむきな姿勢から学ぶことも多くありました。 今年度からスタートした新しい試みに参加できたこと,サッカーに真摯に取り組む選手・スタッフと出会えたことに心から感謝しています。

大平直哉 選手(ヴィッセル神戸U-15)
今回のキャンプではまず、得点能力を上げることを意識して参加しました。2試合行った結果、得点をあげることはできませんでしたが、トレーニングの中でシュートする前のトラップの位置などをどこに置いたら通用するかなどが分かり、チャンスを作り出すことはできたように思います。またゲームの中では前線でキープをしてサイドに散らすなど、得意とするプレーも発揮することが出来ました。しかし。ゴール前のラストパスやフィニッシュの精度に課題が残りました。今回のキャンプで学んだことを意識してチームで頑張りたいです。

原田幹太 選手(レノファ山口FC U-15)
今回のキャンプでは、自分のプレーがどれだけ通用するかチャレンジしました。良いプレーも悪いプレーもありましたが、キャンプを通じて2つのポイントで成長することが出来ました。1つ目は守備です。ボールを取られた後の切り替えが早まり、ファーストディフェンダーの重要性も理解することができました。2つ目は複数のポジションをこなせるようになったことです。右サイドハーフやフォワードなどやったことのないポジションもこなせるようになったことで自信がつきました。


UAE/オランダ遠征 オランダ代表との第2戦結果


国際親善試合 vs U-14オランダ代表
2018年5月10日(木) キックオフ時間 15:00(現地時間) 試合時間 70分
Sportpark't Achterveen Hattem(オランダ/ハッテム)

U-14日本選抜 1-6(前半0-3、後半1-3)U-14オランダ代表

得点
20分 失点(U-14オランダ代表)
28分 失点(U-14オランダ代表)
31分 失点(U-14オランダ代表)
42分 失点(U-14オランダ代表)
47分 失点(U-14オランダ代表)
58分 失点(U-14オランダ代表)
65分 成澤夢行(U-14日本選抜)

スターティングメンバー
GK:松原快晟
DF:西野奨太、相徳青伊、十河拓平、牧田拓樹
MF:小原由敬、佐藤太亮、梶浦勇輝、野口来夢
FW:末谷誓梧、永石大和、

サブメンバー
GK:佐賀 鉄生
MF:坂井駿也、柏木陽良、西凜誓、岩崎壮真
FW:成澤夢行、緒方夏暉、楢原慶輝

交代
HT 松原快晟 → 佐賀鉄生
HT 永石大和 → 岩崎壮真
HT 佐藤太亮 → 緒方夏暉
HT 末谷誓梧 → 楢原慶輝
HT 野口来夢 → 成澤夢行
53分 相徳青伊 → 西凜誓

マッチレポート


5月10日(木)、UAE・オランダ遠征の11日目を迎えたJFAエリートプログラムU-14は、本遠征の最終戦となるU-14オランダ代表との親善試合が行われました。立ち上がりから攻守に渡り圧倒され、終了間際に成澤夢行の1点を返すにとどまり、残念ながら1-6の敗戦となりました。長期遠征の全日程を無事に終えたチームは、5月11日(金)に帰路につきます。

監督・選手コメント


有馬賢ニ 監督(ナショナルトレセンコーチ)
今日のオランダ代表との第2戦はお互いメンバーを大幅に変更した中での対戦でしたが、オランダ代表の選手は雨で濡れたピッチの上でも、動きながらのコントロールや長い芝生に影響されないほどのパススピードなど、テクニックの違いを見せつけられた形となりました。特に前線の3選手は日本の選手がしっかりと準備をしていても、それをスピード・パワー・テクニックで凌駕してくる素晴らしい選手達でした。その選手達と一試合を通じてマッチアップし、それを体感できたことは良かったと思います。全体的にもオランダは「サッカー理解」と「個」に秀でており、各ポジションにスペシャリストが配置されていました。しかしそれぞれの選手のベースがしっかりとしていて、その上で特徴が生かせるポジションに配置されていると感じました。日本もボールを動かしながら、多くの選手が関わりながらテンポ良くプレーすると崩せる場面もありましたので、そこは自信に繋げて良いと思います。

今回2週間弱の遠征となりましたが、UAE・オランダとスタイルの違う相手と計5試合することができて多くの経験を積むことができました。文化・環境・気温差・時差や移動など、今までに選手達が体験していない事が多い中での活動でしたが、その中でもグラウンドでしっかりと戦う準備ができたことは良かったです。連戦や移動の疲れもある中でも戦わなくてはならないことを身をもって体感し、肉体的にも精神的にもタフで、更にはサッカー選手としてもっと自立しなければならないと感じたはずです。ここで学んだことをそれぞれのチームに持ち帰り、更に成長して欲しいと願います。

長期間の遠征に際し、選手を派遣してくださったクラブ・学校関係者・保護者の皆様、UAE協会・オランダ協会・PECズウォレの関係者の皆様に感謝申し上げます。

GK 松原快晟 選手(カマタマーレ讃岐U-15)
前回は逆転負けをしたので、遠征の最終戦でもあったので絶対に勝つという気持ちで試合に臨みました。先制点を許してから、チームの雰囲気を立て直すことができず、立て続けに失点を重ねたことは悔やまれます。自分達のリズムの時間帯もあったので、立て直すチャンスは何度かありました。GKとして声やプレーでチームを引き締めなくてはなりませんでした。遠征を通じてたくさんの「やるべき事」が見つかったので、しっかりと練習してまた海外のチームと対戦した時に成長していたいです。

GK 佐賀鉄生 選手(JFAアカデミー福島U15)
オランダ代表には第1戦で1-2で負けていたので絶対に負けないという強い気持ちで試合に臨みました。相手の特徴は分かっていましたが、結果的に1-6の大敗となってしまいました。再度の選手がとても早く裏に抜け出されないようにDFの選手と話し合いをしていましたが、連携がうまく行かず1対1の場面を多く作られてしまいました。日本では体験できない相手のプレーヤ戦術を経験できたことに感謝をして、今後のプレーに生かしていきたいです。


スケジュール
5月1日(火)AM/PMトレーニング
5月2日(水)AM/PMトレーニング
5月3日(木)AM
7-1
トレーニング
親善試合 vs U-14UAE代表 (U.A.E.FA Hotel)
5月4日(金)AM
PM
トレーニング
オフザピッチプログラム
5月5日(土)AM
2-0
トレーニング
親善試合 vs U-14UAE代表 (U.A.E.FA Hotel)
5月7日(月)AM
5-4
トレーニング
親善試合 vs. U-14PEC Zwolle (Sportpark de Koebelt)
5月8日(火)AM
1-2
トレーニング
親善試合 vs U-14オランダ代表 (Sportpark de Koebelt)
5月9日(水)AM
PM
トレーニング
オフザピッチプログラム
5月10日(木)AM
1-6
トレーニング
親善試合 vs U-14オランダ代表 (Sportpark de Koebelt)




UAE・オランダ遠征 オランダ代表との第1戦


国際親善試合 vs U-14オランダ代表
2018年5月8日(火) キックオフ時間 16:00(現地時間) 試合時間 70分
Sportpark't Achterveen Hattem(オランダ/ハッテム)

U-14日本選抜 1-2(前半1-1、後半0-1)U-14オランダ代表

得点
8分 楢原慶輝(U-14日本選抜)
31分 失点(U-14オランダ代表)
70+1分 失点(U-14オランダ代表)

スターティングメンバー
GK:佐賀鉄生
DF:緒方夏暉、相徳青伊、十河拓平、牧田拓樹
MF:小原由敬、西凜誓、梶浦勇輝、末谷誓梧
FW:成澤夢行、楢原慶輝

サブメンバー
GK:松原快晟
DF:西野奨太、佐藤太亮
MF:坂井駿也、柏木陽良、野口来夢、岩崎壮真
FW:永石大和

交代
HT 佐賀鉄生 → 松原快晟
HT 楢原慶輝 → 西野奨太
HT 西凜誓 → 岩崎壮真
HT 成澤夢行 → 永石大和
47分 緒方夏暉 → 坂井駿也
60分 末谷誓梧 → 野口来夢
60分 牧田拓樹 → 柏木陽良
60分 小原由敬 → 佐藤太亮


マッチレポート


6日(日)にUAE/アブダビを出発したチームは、遠征2つ目の目的地であるオランダに到着しました。翌7日(月)には地元クラブのPECズウォレU-15と練習試合を行い、成澤夢行のハットトリックの活躍など5-4で逆転勝ちしました。

そして8日(火)に迎えたU-14オランダ代表との初戦。8分に楢原慶輝のゴールで先制するも、一瞬の隙きを突かれ、同点で前半を折り返します。後半は一進一退の攻防が続きますが、試合終了間際に勝ち越しゴールを奪われ1-2で逆転負けを喫しました。10日(木)に同じくオランダ代表と遠征の最終戦を行います。

選手コメント


DF 十河拓平 選手(刈谷JY)
UAEとはまた違った強さを感じるチームでした。全体的にスピードやテクニックもありましたが、特にセンターフォワードの選手は身体も強かったです。マッチアップしましたが、当たり負けしてしまい同点ゴールを決められ悔しいです。ラインコントロールを、もっと大きな声でリーダーシップを取らなければいけませんでした。FWの3選手が広くポジションを取っていたので、なおさらDFラインの連携が必要でした。日本ではない前線からのプレスを経験できてすごく良い経験となった試合でした。この経験を日本に持ち帰って、日常のトレーニングに取り組んでいきます。

DF 牧田拓樹 選手(JFAアカデミー福島U15)
オランダ代表は選手ひとりひとりの身体が大きくスピードがありました。またグラウンドの芝生が長くボールが全然走らなくて、日本にはない環境での試合でした。守備面で「意図的にボールを奪う」ことをテーマにプレーしましたが、前のプレーヤーのプレッシャーのかけ具合を見定めて、奪えるポジションを取り続けることを意識しました。しかしながら少しでもポジションを間違えると裏に抜けられてしまい、自分もそういうシーンを作られてしまっていたので、次戦ではそこを修正していきたいです。

DF 緒方夏暉 選手(セレッソ大阪U-15)
日本ではこれほど強いプレッシャーを受けたことがないので、試合を通じて非常に良い経験ができましたし、課題も分かりました。またオランダ代表はビルドアップが非常に上手く、チームとして奪う場所を共通認識しないと全く取れませんでした。少しでも気を抜くと確実にそこを突いてきますし、自分たちの良さも消そうとしてくるのでゲームとしてはとても面白い対戦でした。結果的に逆転負けをしましたが、できていたこともあるので次戦に向けてしっかりと準備をして遠征の最終戦に臨みたいと思います。

MF 梶浦勇輝 選手(FC東京U-15深川)
早い時間に先制点を挙げることができて良かったですが、少しずつオランダ代表に球際で負けたり、守備に行った時に入れ替わったりして押し込まれる事が増えてしまいました。最終的には2失点して逆転負けをしましたが、自分たちもしっかりと決定機を作れましたし、もう1試合対戦できるので明日の練習でしっかりと修正して次の試合に臨みたいです。勝ってこの遠征を締めくくれるようにチーム一丸となって戦います。




JFAエリートプログラムU-14 UAE・オランダ遠征 活動開始


JFAエリートプログラムU-14のUAE・オランダ遠征が始まりました。全国から選抜された20名の選手は、5月1日(火)に成田空港を出発し、最初の目的地であるUAE/ドバイに到着しました。気温37℃の中、初日の練習をスタートしました。練習前には有馬賢二監督は「公平ではあるけれど平等ではない。自分の成長のため、試合に1分でも長く出るためにがむしゃらに試合やトレーニングに取り組んで欲しい」とメッセージを送りました。ムーブメントプレパレーション・スロージョギングから始まり、ボールフィーリングのトレーニングを行い、各自コンディションを確かめました。UAE滞在期間中は5月3日(木)・5日(土)にU-14UAE代表と親善試合を行います。

選手コメント

FP #10 成澤夢行 選手(清水エスパルスジュニアユース)
今日の練習はとても良い雰囲気でできていて、この仲間とのやる楽しさを感じました。とても暑いというのが率直な感想ですが、この暑さに負けず戦えれば自信にもなるし成長できると思っています。3日(木)のUAE代表との初戦ではチームのために誰よりも走って、得点にも絡み勝利に貢献したいと思います。この遠征で少しでも成長できるように練習も試合も常に全力で取り組みたいと思います。

FP #15 西凜誓 選手(名古屋グランパスU-15)
長時間の移動がはじめての体験でした。今まで経験したことのない時差や気候を経験していて、これから先の活動も楽しみです。暑い中でも自身でコンディションを整え、自分の力を発揮することに挑戦したいです。世界の強豪国を相手に自分の力がどのくらい通用するのかを試合で感じ取れるように、アグレッシブにミスを恐れずプレーしたいと思います。遠征を通じて、所属チームに持ち帰れる経験を積極的にしたいと思います。

FP #13 野口来夢 選手(長岡ジュニアユースフットボールクラブ)
これまで自身が経験した海外遠征は韓国だけなので、今回の遠征は移動時間も長く疲れも感じましたが、元気に初日のトレーニングを終えることができてホッとしています。昨日、初めて集まったチームですが、すでにチーム全体のコミュニケーションが取れていると感じました。経験したことのない気温の中でのプレーとなるので、しっかりと体調管理をして過ごさないといけないですが、良い経験だと思ってオフザピッチでも時間を大切に過ごしたいと思います。まずは初戦のUAE戦ですが、勝たないといけないと思っています。その中でも相手の選手の意図を感じながら積極的に戦いたいです。



JFAエリートプログラムU-14 UAE・オランダ遠征(4/30~5/12)メンバー


スタッフ
監督:有馬 賢二 アリマ ケンジ(日本サッカー協会 ナショナルトレセンコーチ)
コーチ:遠藤 善主 エンドウ ヨシムネ(日本サッカー協会 ナショナルトレセンコーチ)
GKコーチ:川俣 則幸 カワマタ ノリユキ(日本サッカー協会 ナショナルトレセンコーチ)


Pos.No.選手名 フリガナ 生年月日 身長 体重 所 属
GK1松原 快晟 マツバラ カイセイ 2004.05.24 179 cm 64 kg カマタマーレ讃岐Uー15
GK2佐賀 鉄生 サガ テッショウ 2004.06.25 184 cm 73 kg JFAアカデミー福島U15
FP3小原 由敬 オバラ ヨシタカ 2004.01.20 168 cm 58 kg 横浜F・マリノスジュニアユース
FP4楢原 慶輝 ナラハラ ヨシキ 2004.04.07 163 cm 43 kg サガン鳥栖U-15
FP5柏木 陽良 カシワギ ヒイロ 2004.04.13 165 cm 52 kg RENUOVENS OGASA FOOTBALL CLUB
FP6坂井 駿也 サカイ シュンヤ 2004.04.16 165 cm 53 kg ソレッソ熊本
FP7牧田 拓樹 マキタ ヒロキ 2004.04.22 164 cm 46 kg JFAアカデミー福島U15
FP8佐藤 太亮 サトウ タイスケ 2004.04.27 170 cm 56 kg 徳島ヴォルティスジュニアユース
FP9末谷 誓梧 スエタニ セイゴ 2004.04.30 160 cm 50 kg セレッソ大阪西U-15
FP10成澤 夢行 ナリサワ ユアン 2004.05.03 170 cm 67 kg 清水エスパルスジュニアユース
FP11十河 拓平 ソゴウ タッペイ 2004.05.11 171 cm 58 kg 刈谷JY
FP12西野 奨太 ニシノ ショウタ 2004.05.28 171 cm 57 kg 北海道コンサドーレ札幌Uー15
FP13野口 来夢 ノグチ ライム 2004.06.06 170 cm 60 kg 長岡ジュニアユースフットボールクラブ
FP14緒方 夏暉 オガタ ナツキ 2004.07.28 168 cm 56 kg セレッソ大阪U-15
FP15西 凜誓 ニシ リンセイ 2004.08.14 159 cm 46 kg 名古屋グランパスUー15
FP16岩崎 壮真 イワサキ ソウマ 2004.09.16 165 cm 51 kg 東京ヴェルディジュニアユース
FP17北野 颯太 キタノ ソウタ 2004.08.13 165 cm 50 kg セレッソ大阪U-15
FP18相徳 青伊 アイトク セイ 2004.09.16 169 cm 60 kg 横浜F・マリノスジュニアユース追浜
FP19大迫 塁 オオサコ ルイ 2004.10.13 172 cm 56 kg 神村学園中
FP20永石 大和 ナガイシ ヤマト 2004.10.13 168 cm 56 kg ファジアーノ岡山U-15
出典:https://www.jfa.jp/

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